「SOI THAI MASSAGE」の原点
- 8月29日
- 読了時間: 3分

◤ タイ古式との出会いは、浪人中のアジア放浪だった。 ◢
第三文学部出身のセラピストに聞く、「SOI THAI MASSAGE」の原点
本格的なタイ古式を、気軽に受けられる価格で提供する「SOI THAI MASSAGE」。
前回は、タイ古式を学び始めてから10年以上になるという、その技術と料金設定について話を聞いた。 しかし、そもそもなぜタイ古式だったのだろう。 話を聞いてみると、その原点は大学に入る前まで遡る。
第一文学部、第二文学部に落ち、進学したのは第三文学部。
そして浪人中には、バックパックを背負って3か月間アジアを放浪していたという。
今回は、SOIさんとタイとの最初の出会いについて聞いた。
――大学は文学部だったんですよね。
「はい。第三文学部です」
――第三文学部って、珍しいですね。
「珍しいというか、第一文学部と第二文学部に落ちたんです(笑)。
それで最終的に第三文学部に進学しました」
――その前に浪人も経験している?
「一年浪人しています。 ただ、その浪人中に3か月くらいアジアを放浪していました。 受験生としては、あまり褒められた生活ではなかったと思います(笑)」
――3か月も。どんな旅だったんですか?
「いわゆるバックパッカーですね。
当時は今よりアジアの物価がずっと安くて、 タイでもカオサン通りのドミトリーに数百円で泊まれました。 お金はないけど時間だけはある、という旅でした」
――そこでタイ古式に出会った?
「そうです。 タイを旅行していて、普通に客としてマッサージを受けたのが最初です。
当時はもちろん、 自分が将来タイ古式を仕事にするなんて全く考えていませんでした」
――でも、その時点ではまだ「受ける側」ですよね。
「完全に受ける側です(笑)。 そのあと大学に入って、普通に学生生活を送って。
自分でタイ古式を本格的に学び始めるのは、卒業した後の2012年です」
――最初に学んだのが、バンコクのワット・ポー?
「はい。 初めてタイを旅した頃から何年も経って、 今度は旅行者としてではなく、タイ古式を勉強するためにタイへ行きました。
そこでワット・ポーのベーシックとアドバンスを受講しました」
――浪人中のバックパッカーが、数年後にはタイ古式のセラピストになっていた。
「そう考えると不思議ですよね。 当時は数百円のドミトリーに泊まりながら、 今日は何を食べよう、次はどこへ行こう、 くらいしか考えていなかったので(笑)。
その旅でたまたま出会ったものを、 こんなに長く続けることになるとは思っていませんでした」
――「SOI」という店名にも、タイへの思い入れを感じます。
「Soi(ซอย)は、タイ語で“大通りから入った小道や路地”という意味です。
タイを旅していると、 目的地の住所にはだいたい“Soi ○○”まで書いてあるんですよ。
大通りからソイに入って、 宿を探したり、ご飯を食べたり、マッサージ屋を見つけたり。
僕にとってタイの記憶って、意外とそういう路地の風景なんです。
だから店の名前を考えたときに、“SOI”がしっくりきました」
――浪人中のアジア放浪から始まって、 現在のSOI THAI MASSAGEまでつながっているんですね。
「後から振り返れば、ですけどね。 旅をしていたときは、 それが将来何の役に立つかなんて考えていませんでした。
でも、あのときタイを歩いて、 マッサージを受けていなかったら、 今この仕事をしていなかったかもしれない。 そう考えると、人生って意外と、 大通りより“ソイ”の方で決まるのかもしれませんね(笑)」




















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